ウェブサイト構築サービスのThe Bivings Groupが、同社の公式ブログ上で「Wordpress」と「Drupal」の、2つのコンテンツ管理システム(CMS)を比較している。
WordpressとDrupalは共にオープンソースのCMS。同社は双方のシステムを長年利用してきたという。その経験によると、Wordpressは機能こそシンプルであるが、そのゆえ設定が単純であり、一個人または1グループが管理するブログシステムや、企業のプレスリリースのような比較的単純なシステムに向いているとのことだ。
一方、Drupalは非常に高機能であり、Wordpressでは対応することが困難な、より複雑なウェブサイトの構築に向いているとしている。多数の執筆者がいるブログコミュニティや、3階層以上の構造を持つ複雑なウェブサイトでは、Drupalを利用するべきだと結論付けている。
この比較の詳細は、エントリ「Wordpress vs Drupal」に掲載されている。また、その比較を受けた議論が「Drupal vs Wordpress: Discussion Roundup」で行われているので、ウェブ開発者は参照しておくとよいだろう。