デスクトップ向けLinuxディストロ「Ubuntu 7.10」リリース

原井彰弘

2007-10-19 18:03

 Ubuntuプロジェクトは10月18日、Linuxディストリビューション「Ubuntu」の新バージョン「Ubuntu 7.10」をリリースした。

 Ubuntuは、主にデスクトップ用途をターゲットとしたオープンソースのLinuxディストリビューション。簡単なインストール作業ですぐに使い始めることができ、ソフトウェアのアップデートも容易に行えることを特徴としている。また、多言語サポートにも力を入れている。

 Ubuntu 7.10には複数のエディションが存在するが、一般的なデスクトップ向けの「Ubuntu Desktop 7.10」では、以前のバージョンである「Ubuntu Desktop 7.04」と比較してさまざまな新しい機能が追加さている。

 まず、ハードウェア管理が強化されてプラグアンドプレイ機能が向上し、プリンタを接続した際に、より適切に自動設定を行えるようになった。また、ディスプレイのサポートも強化され、ラップトップで外部VGA出力の出力先を変えたい場合でも、簡単に再設定を行って変えることが可能になった。さらに、Windowsとの互換性に関しては、NTFS形式のファイルの読み書きができるようになった。そのほかにも、3Dのユーザインタフェースや、デスクトップ検索機能などが追加されている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]