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マイクロソフト:Vistaについて「心配する時期は終わった」

Microsoftはパートナー向けのカンファレンスで、Vistaについて心配する時期は過ぎたことを改めて強調し、特定のハードやソフトのVistaとの互換性をチェックできる新ポータルサイトや、小規模企業向けの新サポートサービスを発表した。

文:Mary Jo Foley(Special to ZDNet.com)
翻訳校正:菊地千枝子  2008年7月9日 09時07分

 Microsoftは競争業者や批評家にWindows Vistaを踏みにじらせるままにするのは終わりだということを、パートナーや顧客に知ってほしいのだ。

 「競争業者がみなに思わせようとしている話と、われわれの話は全く異なる内容であることを知っている」とWindows Consumer Productのコーポレイトバイスプレジデントを務めるBrad Brooks氏は、米国時間7月8日、Microsoftがヒューストンで開催したWorldwide Partner Conferenceの参加者に基調講演で伝えた。Vistaについて「本日われわれはけじめをつけ、本当の話を伝え始めるつもりだ」と述べた。

 Brooks氏はAppleを名指しにはしなかった(そのかわり「かなりうるさい競争相手がいる」と言及していた)が、Microsoftはついに広告キャンペーンを通して反撃し始める構えであること明らかにした。これには2億ドルに加え、Crispin Porter + Boguskyとともに開発中のものが含まれる。(残念なことに、Microsoftは基調講演中にCrispin Porterと作成中の新しい広告については何も披露しなかった。)

 Brooks氏は今回のMicrosoftパートナーのための会合で、Microsoftがこの数カ月間、市場に伝えようとしていたことと同じメッセージを繰り返した。同氏はパートナーたちがMicrosoftはいつになったらVistaを出荷できるかと疑いはじめ、それゆえに同オペレーティングシステムのローンチに十分に備えることができなかったことを認識していた。また多くの機能の変更、とくにセキュリティ分野での変化が、数多くのハードウェアやソフトウェアのアプリケーションを遮断していたことも認めた。しかしMicrosoftがほぼ2年前に初めて出荷したVistaが、今日市場に出回っているVistaとは全く違うものであることを同氏は強調した。Microsoftは製品を改善し、磨き続けるべく、Windows Updateを利用して、毎週Vistaユーザーに対してアップデートを提供しているとも付け加えた。

 Brooks氏はまた、Windows 7がVistaのハードウェア要件と機能のコアセットから大幅にそれることはないために、パートナーは、顧客がWindows 7にむけて十分に準備できるように、Vistaに移行するように本日奨励すべきであると、再び強調した。(Microsoftが最後に伝えたところによると、Windows 7は2009年終わりごろのリリースとみられている。)

 Brooks氏は基調講演中に、新しいポータルサイト「Windows Vista Compatibility Center」を発表した。このサイトはユーザーに対し、特定のハードウェアやソフトウェアがVistaと互換性があるかをチェックするためのシングルポイントを提供するために設計された。本サイトのリストには現在9000のデバイスやソフトウェア製品(3500のアプリケーションと5500のデバイス)が含まれている。そしてMicrosoftはこの数を顧客やパートナーのフィードバックを通して拡大する計画である。本サイトはWindows Vistaが多くのアプリケーションやデバイスと互換性をもっていないという「俗説を壊す」ことをまさに目的としているとBrooks氏はいう。

 この新しいVista Compatibilityサイトは(今のところ)Microsoftのまだプライベート版である「Vistaを責めないで」ツール、別名「Windows Advisor」との関連性はない。しかしいずれこのサイトとツールが何らかの形でタイアップされても不思議はない。

 Brooks氏はまた、新たに「Windows Vista Small Business Assurance」プログラムも発表した。Microsoftは本プログラムを、7月8日付の主要紙の多くで全面広告を出して開始した。同社のスローガンは「自信をもってWindows Vistaに移行」である。広告のコピーは以下の通りだ:

 「どの小規模企業にもリスクは伴うものだ。しかしWindows Vistaへの移行はそのひとつではない。真正のWindows Vista BusinessまたはWindows Vista Ultimateを搭載した新しいPCを購入し、Windowsを最大限活用できるように、Microsoftから無料で指導とサポートを受けよう。」

 本プログラムの一環として、Microsoftは無料の電話サポート、新たなVista Small Business Assuranceウェブサイトを通した秘訣や裏ワザ、そして既存のオンラインツールやガイダンスへのアクセスを提供している。

 Brooks氏は「Windows Vistaは良い製品である」と締めくくった。

 「何100万人ものWindows Vistaユーザーの声なき大半が、素晴らしい体験をするであろう」とBrooks氏はいう。「われわれのメッセージは『Vistaへ移行しよう。心配するときは終わった』ということである」(Brooks氏)

 個人的には、Microsoftがもっと積極的にVistaの色褪せたイメージを磨き直そうとするまでに、どうしてこんなに時間がかかったのかと、信じられない思いだ。MicrosoftはVista議論に対するコントロールを取り戻すために何をすればよいか?このようなプログラムやポータル、広告キャンペーンだけで十分だろうか?

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ホワイトペーパー
http://japan.zdnet.com/sp/feature/07microsoft/story/0,3800083079,20376834,00.htm
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