結局のところ、Microsoftの「Live Search」の新しい正式名称は“Kumo”ではないかもしれない。“Bing”にも勝算があるように見えてきた。
MicrosoftがLive Searchの最新名称として3つの候補を検討しているといううわさを私が得たのは、約1年前のことになる。3つの候補とは、“Hook”“Bing”“Kumo”だった。LiveSide.Netが追跡した結果、Microsoftが「Kumo」ドメインを取得していることが判明したため、新しい名称はKumoが確実と思われた。
だが、ここにきて確信が持てなくなってきた。WhoIs検索により、Microsoftは“Bing.com”と“Bing.net”ドメインも取得していることがわかったからだ(WhoIsサイトの情報によると、どうやらMicrosoftがドメイン所有情報を公開したのは3月4日ごろのようだ)。Microsoftはまた、多くの自社サーバーをBingに向けてリダイレクトしている。
(Microsoftは、Kumoドメインも引き続き所有している。「Hook.com」は、香港のiGenesisが所有している)。
この数カ月、Kumoが開発コード名といわれてきたが、MicrosoftがKumoを正式名称にすると信じる人は少なかった(“Kumo”は日本語で「雲」または「蜘蛛」を意味する)。
私はKumoという言葉が結構好きになっていた。“Bingする(Bing it!)”より“Kumoする(Kumo it!)”のほうが響きがいい。
以前にもした質問だが、ここで改めて読者の皆さんにお聞きしたい。
Microsoftが検索でシェアを拡大するために、ブランディング面ですべきことは次のうちどれだと思いますか?
- 古いブランド名「Live Search」をそのまま継続し、最大限に活用すべきだ。
- Kumoにすべきだ。“Kumo it!”はそれほど悪くない。
- Bingにすべきだ。“Bing it!”できまりだ。
他にも候補名としてアイディアがあれば、ぜひとも教えてほしい。
(役に立たないかもしれないが、MicrosoftにBingが正式名称か問い合わせみたところ、回答は得られなかった。「ノーコメント」が正式なコメントだった)。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ