Microsoftは米国時間7月31日、「Windows 7」の価格についてこれまで明らかにしていなかった2つの情報を発表した。「Family Pack」と「Windows Anytime Upgrade」ライセンスの価格だ。
価格情報については、同僚のブロガー、Ed Bott氏が詳細をレポートしているので、ここでは詳細情報は省略したい(要約:Family PackはPC3台で150ドル。Anytime Upgradeは、「Windows 7 Ultimate」を除き、「Windows Vista」のときとほぼ同じとなっている)。だが、強調したいのはBott氏の詳細情報の一部にあるように、いくつかの注意点があるということだ。
以下はBott氏のブログからの引用だ。
本日の発表をざっとみて、Microsoftは絶好のチャンスをいくつか逃していると思う。Family Packはすばらしいアイディアで、家庭に複数のPCを持っているという今日の消費者の状況を反映したものだ。ではなぜ、販売本数を限定するのだろうか?Family Packはコンシューマ向けWindowsラインナップの定番商品にすべきだ。
Anytime Upgradeは、最初にライセンスを購入したユーザーが、機能が多く高価なエディションにアップグレードできるものだが、これについてもBott氏は、Microsoftの発表内容に対して批判的なコメントをしている。
コンシューマ向け(Windows 7の)エディションのアップグレード価格は納得がいくレベルだが、Ultimateは高すぎる。
(Neowinは、欧州・英国地区では価格が米国の倍に設定されており、欧州・英国ユーザーの状況はさらに悪いと指摘している)。
TechNetとMSDN加入者は、Windows 7の公式の最終版を来週に入手できる。MicrosoftはWindows 7が関連したニュースの基本部分をほぼ発表したといえるが、正式発売日の10月22日まで、まだ時間はある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ