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すべての道は「Vista」へ通ずる--移行は避けがたい必然

発売から1年以上たっても「Windows Vista」への移行は、マイクロソフトのもくろみどおりには進んでいない。だが、過去のWindows OSが順次終末を迎えている現実を見れば、Vistaを受け入れる日は避けがたく訪れる。

文:Mike Ricciuti(CNET News.com)
翻訳校正:中村智恵子、佐藤卓、小林理子  2008年3月27日 14時08分

 「Windows Vista」の波乱万丈の歴史は、もはや伝説の域に達している。

 Microsoftが長い間約束してきた驚異的革新とは裏腹に、Vistaは開発が遅れ、主要機能が変更され、ドライバのサポートが不安定なOSの代名詞となっている。

 そのため、Vistaがリリースされて1年以上たつのに、多くの一般ユーザーや企業ユーザーがVistaの前のOSである「Windows XP」を断固として使い続けているのも当然だ。これに対し、Microsoftは値下げやプロモーションを継続的に行っている。今の状況は、同社が思い描いていた「すばらしい」ものだとはとても言えない。

 とはいえ、優秀なWindows OSが結局はすべて終わりのときを迎えることは、われわれにはわかっている。XPは安定しているし、幅広く支持されているが、最終的には消えゆく運命だ。XP搭載の新しいPCはこの夏にも姿を消し始めるだろう。Microsoftは、2009年1月にはXPの販売を完全に終了することになっている(ただし、サポートはこれ以降も提供される予定だ)。

 ZDNetのMary Jo Foley氏によれば、うわさになっている「Windows XP Service Pack 3(SP3)」がいつ公開されるのかははっきりせず、そのこと自体がアップグレード計画に関するMicrosoftの明確なメッセージではないかとの憶測を呼んでいる。

 PCメーカーのDellは米国時間3月25日、大企業を対象にVistaへの移行を促すプログラムを開始した。Dellはこの「Dell Client Migration Solution」プログラムについて、移行費用を最大62%、人的作業をおよそ88%削減できると説明している。

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