アップル、「iTunes」の新版をリリース--「Vista」への完全対応はまだ先

文:Tom Krazit(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2007年03月07日 11時23分

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 Appleは米国時間3月5日、同社ソフトウェア「iTunes」の新版をリリースし、Microsoftの新OS「Windows Vista」との複数の互換性に関する問題を修正したが、いくつかの問題がまだ残っている。

 今回のアップデート版では、間もなくリリースされる「Apple TV」をサポートし、アルバム管理機能などに改良が施されているが、Vistaに完全対応とはなっていない。「iTunes 7.1」は、Appleのウェブサイトからダウンロードできる。

 Appleは1月末にVistaが発売された時には、Windowsユーザーに対して、互換性にかかわる問題から、iTunesをVistaで使用することはまだできないと述べていた。Appleが述べる最悪なケースでは、iTunesが稼働しているVista PCに「iPod」を接続しただけで、iPodが壊れる可能性も挙げられていた。また、「iTunes Store」から購入したコンテンツをVista PCで再生する際の問題も報告されていると、Appleは2月はじめに発表している。

 Appleの広報担当であるDerick Mains氏は、新版のリリースにより複数のこうした問題は解決できたが、いくつか大きな問題が残っており、同社はMicrosoftと協力して作業を進めていると話した。

 いまだ解決されていない問題の1つに、システムトレイの「ハードウェアの安全な取り外し」(Safely Remove Hardware)というアイコンを使用してiPodを取り外すと、iPodが故障するというものがある。Appleは、iPodを取り外すときは必ずiTunesソフトウェアから取り外すよう、ユーザーに推奨している。ほかにも、iTunesがVistaの64ビット版に対応していない、「Windows Address Book」の連絡先情報がiPodと正しく同期しないといった問題が指摘されている。

 そのほかの問題についての情報や、iTunesをVistaで適切に利用するためのヒントは、Appleのサイトに詳しく説明した文書が掲載されている。残りの問題をいつまでに解決するのか、具体的な期日はまだ決まっていないと、Mains氏は述べた。

 Windows Vistaは、アプリケーションの互換性やドライバの入手をめぐってさまざまなトラブルを起こしており、早々に同OSへの移行を決めたユーザーはフラストレーションをためている。企業でのVistaへの移行は、すべての社内アプリケーションとVistaが連係できることを確認してからになるだろう。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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