既に無効となったGIF特許によって、アクセスは、ユニシスへ600万ドル支払うことをホームページに掲載した(6月18日現在)。ユニシスの持つGIF特許は2004年6月20日に日本で失効しているが、裁判が起こされた2004年9月時点では、未だ効力を持っていたからだ。
ある日、特許料の支払いを求められたら、どうしますか?その対策せずに経営者は安泰だろうか。
「1キロ先を見通せる目」を持つには
600万ドルと言えば、TVドラマ「600万ドルの男」を思い出す。昔の子供達にとっては夢のような金額だった(当時の金額に換算すれば、1ドル300円だから18億円)。今では、1ドル123円として計算して、約7億4000万円の支払いとなるが、それでも企業にとって大金だ。それだけに特許が企業に与える影響を軽視するわけにはいかない。
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