メールセキュリティアプライアンス「MIMEsweeper」最新版--仮想化に対応

田中好伸(編集部) 2007年07月03日 11時13分

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 クリアスウィフトは7月3日、メールセキュリティアプライアンス「MIMEsweeper Email Appliance」の最新版となる2.6の販売を7月11日から開始することを発表した。同製品は、ウイルスやスパム、機密情報のメール経由での流出などを防ぐアプライアンス。

 MIMEsweeperは、送信するメール本文や添付ファイルの中身を見て、機密情報の流出を防ぐとともに、受信メールでのウイルス感染を防ぐ。設定したポリシーに基づいたポリシーベースでの管理が基本となっている。たとえば、暗号化されたファイルだけを社外への送信を許可するといったルールを設定することができる。

 最新版となる2.6では、アルプスシステムインテグレーション(ALSI)のDocument Security、NECのInfocage、pointsecなどの暗号化フォーマットの検出が可能となっている。これまでのS/MIMEやPGP、Microsoft IRMに対応していたが、今回の対応フォーマットの拡大で、国内に流通する主要暗号化製品に対応することになる。

 MIMEsweeperはもともと業務に関連が薄いファイルを検出できていたが、今回の最新版ではGoogle Videoなどのファイル形式に対応するようになっている。暗号化ファイルを含めて、合計102種類のファイル形式に対応することになる。

 同製品は、これまでも日本語での住所と電話番号を検出する機能を搭載していたが、今回の2.6では、クレジットカード番号を検出する機能を搭載している。

 最新版である2.6では、迷惑メール(スパム)検出機能が強化されている。テキストではなく画像が貼り付けられているイメージスパムの検出機能が強化されていることに加えて、「グレイリスティング」機能追加でボットネット対策が強化されている。

 グレイリスティングは、データベース(DB)に存在しない送信元からの接続をいったん拒否して、再送されてきたメールの受信を許可するという機能。通常のメールサーバであれば、送信先のメールサーバから受信を拒否されると、再送信するが、ボットネットなどの不正な送信元は、メールを送信しないケースが多いという状況に対応したものだ。

 またスパム検出機能では、スパムを送信したかどうかで評価し、スパムを送信したことのあるメールサーバからの受信をしないように設定する機能である「TRUSTmanagerレピュテーションサービス」での評価結果をスパムチェックさせている。

 クリアスウィフトでは、今回の2.6からソフトウェアのみの提供も開始する。VMware製品上、あるいは同社が指定するサーバ上で稼働できる。これにより、たとえばファイアウォールやメールサーバなどネットサーバの機能とともに、MIMEsweeperを単一のサーバで稼働させることができる。またVMware製品による仮想サーバ上での稼働も可能となっている。

 クリアスウィフトでは、今回のソフトのみでの提供について、「これまでのアプライアンスでは対応しきれなかったユーザー企業からのニーズに対応するため」と説明している。

本体写真 MIMEsweeper Email Appliance 2.6
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