トレンドマイクロ、SaaS型のセキュリティサービスプラットフォーム「SecureCloud」を発表

文:Robert Vamosi(Special to CNET News.com) 翻訳校正:編集部

2007-07-31 12:01

 Trend Microは米国時間7月29日、一般ユーザー向けのSaaS (software as a service)に対する取り組みを拡大する戦略の一環として、小中規模企業およびエンタープライズ市場向けの「SecureCloud」をリリースした。その目的は、顧客らにソフトウェアをインストールさせることなく、さまざまなサービスを提供することである。

 利用できるサービスは、電子メール評価、電子メールホスティング、ボットネットIDサービスなどである。ボットネットIDサービスは、攻撃を受けたユーザーのマシンから送信されたコマンドや制御メッセージを、ISPがフィルタリングすることを可能とするものである。また同サイトにある機能の1つに、IP評価検索というものがあり、IPアドレスを入力すると、それが信頼できるアドレスかどうかをTrend Microが教えててくれる。

 現時点では、稼働するサーバは米国の2台しかない。今後の計画としては、2007年第3四半期に欧州、中東、アフリカ、第4四半期に台湾、2008年第1四半期に日本にサーバを追加する予定である。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]