「Groovy 1.1-beta-3」リリース:10月にファイナル版リリースを目指す

荒浪一城

2007-09-21 19:47

 Groovyコミュニティは9月20日(米国時間)、「Groovy 1.1-beta-3」をリリースしたと発表した。

 Groovy 1.1-beta-3がリリースされたと発表した。このリリースはRC-1への道を開くもので、順調にいけば、10月にロンドンで開催されるGrails eXchangeカンファレンスで1.1-finalをリリースできるだろうとしている。

 新機能を紹介する前に、最近のいくつかの出来事を紹介する。

  • GroovyとGrailsのIntelliJ IDEAプラグインの2番目のマイルストーンがリリースされた。これにより、IDEの恩恵にあずかりながらGroovyの開発を行うことができる
  • IBMのProjectZeroチームもEclipseプラグインの改善で貢献しているという
  • Groovyコミュニティが高並行性負荷テストを行うことができるように、Sunが良質なサーバーを寄付した

 現在の新機能に関しては下記の通り。

  • Java 5に関連する特徴が含まれている。Groovyでenumsを使用し、定義することができます
  • 三項演算子は「a != null ? a」と簡素化された
  • ExpandoMetaClassが改良され続けており、methodMissing()、respondsTo()、hasProperty()のようにいくつかの新しいメソッドが追加された。詳細はドキュメントを参照
  • Groovyシェル(groovysh)の改良が現在、作業中だという
  • Groovy Swing Consoleの見た目を改善した

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]