ファストサーチ&トランスファは11月28日、ウェブベースのビジネスインテリジェンス(BI)ポータル「FAST Radar」の日本語対応版を発表した。FAST Radarは、同社のBIソリューションである「Adaptive Information Warehouse(AIW)」のフロントエンド可視化コンポーネントとなる。
FAST Radarは、中間データベースの設計など複雑な前処理を必要とせず、様々な情報や数値データをリアルタイムで収集し、ドリルダウン形式のレポートやダッシュボード、構造化レポートなどを生成するウェブベースのBIポータルだ。パーソナライズされたダッシュボード機能で、経営者層からIT部門、ビジネスアナリスト、エンドユーザーまで、自分に合った情報を入手できる。また、情報の更新が社内外のデータソースにリアルタイムで反映される機能を実装している。
すでに米国ではユタ大学のヘルスケア施設にてFAST Radarが採用されている。日本での出荷開始は、2008年第1四半期を予定している。