グーグル、モバイル版「Google Gears」を提供

文:Marguerite Reardon(CNET News.com) 翻訳校正:緒方亮、小林理子 2008年03月05日 18時34分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Googleがモバイル向けの「Google Gears」を提供している。忙しく働く人たちが、モバイルネットワークに接続していなくても、ウェブベースのアプリケーションを利用できるようになった。

 スマートフォンと3Gデータサービスによって、いろいろな場所から書類やアプリケーションにアクセスできるようになり、働き方が変わる人たちが出てきている。しかし、ワイヤレス接続が中断したり、接続自体がないところでは、こういう人々は仕事ができなくなる。

 モバイル機器向けのGoogle Gearsは、この問題を解決する。あなたがモバイル好きな仕事の虫なら、機上であっても、休暇でワイヤレス接続環境がないはるかかなたに行くとしても、どこでも仕事を片づけられる(考えてみると、仕事の書類やウェブベースのアプリケーションに、場所を問わずアクセスできるというのは、そんなにいいアイディアではないかもしれない)。

 Google Gearsはオープンソースのブラウザ機能拡張で、オフラインで使えるウェブアプリケーションの開発を可能にする。Googleは、PCユーザー向けにGoogle Gearsを作ってきたが、対象をモバイル機器にも拡大することにした。Google Gearsはまだ開発が始まったばかりで、現在、モバイル版は「Windows Mobile 5」と「Windows Mobile 6」を搭載した携帯電話の「Internet Explorer Mobile」をサポートしている。つまり、Appleの「iPhone」といったサポート外のスマートフォンや、「Opera」などほかの人気モバイル版ブラウザを使う場合は、Google Gearsを利用できない。

 ただ、Googleによると、同社はGoogle Gearsのサポートを、自社の「Android」を始めとする携帯電話プラットフォームや、ほかのブラウザにも拡大する計画だという。

 まだ問題点はあって、モバイル版のGoogle Gearsは対応アプリケーションとセットでないと機能しない。今のところ、Google Gears対応のアプリは広く入手可能な状態にないが、Googleは、Google Gearsに対応したモバイル向けウェブアプリケーションの開発をもっと容易にしようと取り組んでいる。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
クラウドコンピューティング

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

  • 「奉行シリーズ」の電話サポート革命!活用事例をご紹介

    「ナビダイヤル」の「トラフィックレポート」を利用したことで着信前のコール数や
    離脱数など、コールセンターのパフォーマンスをリアルタイムに把握するに成功。詳細はこちらから

  • デジタル変革か?ゲームセットか?

    デジタルを駆使する破壊的なプレーヤーの出現、既存のビジネスモデルで競争力を持つプレイヤーはデジタル活用による変革が迫られている。これを読めばデジタル変革の全体像がわかる!