ゲイツ会長、Windows 7と携帯電話の接続性を強調

文:Mary Jo Foley(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:菊地千枝子 2008年05月14日 04時38分

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 「Windows 7」ではWindows PCと携帯電話の間のコラボレーションと接続性の改善が主要な刺激策となると、MicrosoftのBill Gates会長が述べていた。

 Gate氏は先週東京で、Windows Digital Lifestyle Consortiumのメンバーを前にしたスピーチで、Windows 7について数回にわたり言及した。これはMicrosoftが2010年に出荷すると述べているWindowsの次期バージョンである。Gates氏はWindows 7の消費電力の低下とメモリ要件の軽減への取り組みが進められていることを強調した。しかし同氏はまたスピーチのなかで、同リリースの一環として、携帯電話とWindows間に新たな接続性が導入される予定であることも大々的に取り上げていた。

 Gates氏の発言の筆記録からは以下のとおりである:

 「わが社はWindows 7と呼ぶ次期バージョンに熱心に取り組んでいるところだと思う。そこで行われている作業について私は実に沸き立っている。消費電力を低下できること、必要メモリが減ること、効率性が高まること、そして携帯電話との接続性がさらに増大すること、つまりこうしたシナリオはうまくつながり、最高のゲーミングのための素晴らしいプラットフォームとなり、インターネット上で行われたこととつながるため、それにより例えば、2つのパーソナルコンピュータを持っているとすれば、それらの間でファイルが自動的にシンクされるため、データを行ったり来たりさせるために労力を費やす必要がなくなる。」

 ここでGates氏が言及しているファイルシンクロナイゼーション機能とは、Microsoftが最近発表したコラボレーションとシンクロのプラットフォームおよびサービスである「Live Mesh」のことだ。しかしGates氏の言いぶりはWindows 7の取り組みにはMesh以上の何かがあるように聞こえた。再び筆記録にもどると:

 「わが社もまた携帯電話用のソフトウェア構築に参画している。そしてわが社の命題は偉大なモバイルオペレーティングシステムを構築することだが、それだけでなく、Windows PCとの接続性が最善であるようなものとすべきだということである。そのためにわが社はこれらの両方のことに熱心に取り組んでいるのだ…。

 「顧客には、画面が大型化した電話、そして画面が小型化したPCが出てくるだろう。実際のところ、重複も出てくるかもしれないが、わが社にとって重要なことは、全てのアプリケーションを動作させ、ユーザーが簡単に行き来できるようにすることである。わが社のお得意さんは素晴らしい携帯電話を持つことになるとともに、素晴らしいパーソナルコンピュータを持つことになる。そしてわが社がこれらのシナリオがともに功を奏するようにしなければ、これらの市場は両方とも抑制されるであろう」

 Gates氏はまた聴衆に、Microsoftは2〜3年ごとに「Windowsの主要な新バージョン」を出していくと伝えた。(注意:Gates氏は少し前にもMicrosoftはInternet Explorerの新バージョンを9〜12カ月ごとに提供すると述べていた。「IE7」は2006年10月に出荷された。しかし「IE8」はまだBeta 1の段階にある。)

 読者はどう考えるか?Windows 7――そして2009年にリリース予定といわれるWindows Mobile 7――のどのような新機能がPCとモバイル間の接続性を改善し、どのようなアプリケーションやサービスが便益を受けるのだろうか?

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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