わたしの100日ルール--新任マネージャーは最初の100日が勝負 - (page 2)

文:John McKee(Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子

2008-09-01 12:17

 しかし、蜜月期間が終わった時点での評価によって、それ以降の他者からの扱いが大きく変わってくることになるのだ。

 組織内の人たちがあなたのことを勝者や実力者、行動力のある人物、変革者であると判断した場合、今後の展望は明るいものとなる。人々はあなたに会おうとし、会議においてはあなたの話に耳を傾けるだろう。また、あなたが成功するはずだと信じ、あなたの側についておきたいと考えることだろう。

 これとは逆に、組織内の人たちがあなたのことをものごとを成し遂げられない人物だと判断した場合、あなたが何かを成し遂げることはより困難になる。これは人々が常にあなたの邪魔をするということを意味しているわけではないものの、あなたがニーズと問題を抱えた「一介の」リーダーとして扱われるということを意味している。そうなると、重役から注目されることが困難になる。また、あなたが手にする権力もある程度低下することになるのだ。

 このため、私のアドバイスに従ってもらいたい:就任後早いうちにプラスの変化をもたらすことだ。そしてあなたが勝ち組の人間であるということを皆に示すのだ。こういった行動をとることで、最初の100日が過ぎた後のキャリアをより輝かしいものにすることができるのだ。

 ちなみに、このことはあなたの私生活にもあてはまる。結婚したり、どこかの団体に加入したり、引っ越したりした場合、最初の100日をどう過ごすのかが、その後どれほどの成功を収められるのかに大きな影響を与えることになるのだ。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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