進化したUbuntuソフトウェアセンター
また、履歴タブも追加されている。これによって、いつ何をインストールしたかがはっきり分かるようになるとともに、ダウンロードして使用しているアップデートやアプリケーションを把握できるようにもなっている。さらに、進化したこのソフトウェアセンターは.deb（Debian）形式のインストールファイルにも対応しているため、こういったアプリケーションのインストールもシームレスなかたちで行うことができる。総合的に見て、Ubuntuソフトウェアセンターはとてもユーザーフレンドリーなものに仕上がっていると言える。また、アプリケーションにアドオンやプラグインが必要になった場合、そのアプリケーションのページから直接ダウンロードできるようになっている。
フォトレポート：「Ubuntu 10.10」--新機能と改善点 - 5/12
10/10/10にリリースされた「Ubuntu 10.10」
「Ubuntu 10.10」が、そのバージョン番号にふさわしく米国時間2010年10月10日（日）にリリースされた。これは、Ubuntu 10.04というメジャーアップデートの後のマイナーアップデートでしかないものの、変更点はそれなりにある。大きなものとしては、「クラウド」への対応強化や、Ubuntu未経験のユーザーに対してもよりフレンドリーとなったインストール手順、（ついに）追加されたマルチタッチサポートを挙げることができる。こういった変更により、UbuntuはライバルであるWindowsとの差を詰めてきたと言えるだろう。
