IoT(Internet of Things)は“モノのインターネット”と訳され、ネットワークを介してモノにまつわる情報を収集・活用してさまざまな課題を解決する、あるいは新しい価値を創出する概念。昨今では規模を問わずあらゆる業種・業界の企業や組織がIoTの活用を目指している。
ある調査結果によると、IoTに対する世界の総支出額は、2019年に7450億ドルに達する見通し。全世界のIoT支出額は2ケタの成長率を維持し、2022年には1兆ドルの大台に乗ると予測される。
そんな中、東京都は2018年度から5年間にわたり「中小企業のIoT化支援事業」を推進している。中小企業を対象に、IoTの啓発にとどまらず“使いこなす”までを目標にする。一方で、製造現場のIoT向けIaaS市場が激戦区になりそうな様相を呈している。
また、新しい形態のコーヒーショップでは、IoTと自動化を使って、今までにないコーヒーを提供しようとしている。最新のIoT動向について参考になる記事をまとめた。