情報処理推進機構(IPA)は6月27日、主要なサーバ向けオープンソースソフトウェア(OSS)の更新やセキュリティに関する情報を集約して配信するウェブページを開設した。ウェブサイトの運営者や構築者(SIerなど)、組織内のシステム管理者向けに情報提供する。
提供対象のOSSは、Apache HTTP Server、Apache Struts、Apache Tomcat、ISC Bind、Joomla!、OpenSSL、WordPress。開発者やダウンロードページ、脆弱性などのセキュリティ関連、最新バージョンの情報と注意喚起などの参考情報を一覧で表示し、詳細情報を掲載しているコミュニティーページなどへのリンクも提供する。
これらのOSSは、インターネットなどからアクセス可能なウェブサーバ上で動作をしているサーバ用ソフトウェアであり、日本で広く利用されていることから選定したという。今後は週1回程度のペースで提供していくという。

Apache Strutsに関する提供情報(出典:IPA)