りそなホールディングスは、新たな事業基盤をVMware vSphereとVMware vSANによるハイパーコンバージドインフラストラクチャーで構築した。ヴイエムウェアが発表した。
このインフラは、約130の業務システムを統合管理する次世代事業基盤。これまでプライベートクラウド環境上に構築してきたハードウェア基盤がサポート終了を迎えるのを契機に、2018年10月に構築された。第2フェーズとして2019年7月には、次世代事業基盤としての拡張を予定している。
第1フェーズは、2018年6月から3カ月にわたる開発、9月のシステム移行のリハーサル、10月以降のVMware vSAN環境のリリース、業務システムとVM(仮想マシン)の移行を経て、当初の予定通り同年12月で対応を完了した。
第1フェーズを通じて、約130の業務システムが稼働する従来の3層構成(サーバー/ストレージ/ネットワーク)の仮想化基盤が刷新され、今後想定されるITリソース増加に対応した仮想化基盤の拡張性が確保された。
なお同基盤では、より精度の高いITリソースの需要予測と管理を目的にVMware vRealize Operationsも採用されている。