Amazonは米国時間9月30日、顧客と「Amazon Web Services」(AWS)認定のサードパーティーのエキスパートを結びつける新サービス「AWS IQ」の一般提供(GA)開始を発表した。5月からベータ版が展開されていたこのサービスは、ワークロードの最適なアーキテクチャーの選択や、アプリケーションの構築、AWSサービスの設定支援といったさまざまなプロジェクト作業でAWS顧客を支援することを目的としている。
AWSのチーフエバンジェリストであるJeff Barr氏は同社のブログで「どのような規模の組織であってもAWS IQのメリットを享受できるものの、特に中小企業にその有用性を実感してもらえると考えている。組織の規模にかかわらず、AWS IQによって、実践的な支援を提供できる、AWSの認定を受けた専門家を迅速かつセキュアなかたちで探し出し、作業を依頼するとともに、支払いも済ませられるようになる」と述べている。
AWS IQは顧客のAWSアカウントおよび請求書に統合されており、顧客は自らのAWSアカウントに対する専門家のアクセスを付与、監視、統制できるようになっている。
一方、AWSの専門家は同サービスに参加するうえで、AWSのアソシエイトかプロフェッショナル、スペシャリティレベルの有効な認定を有している必要がある。そして専門家はAWS IQによって新たなビジネスへのアクセスだけでなく、プロジェクトの追跡や、顧客への料金請求、支払いのためのインフラを手にできるようになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。