富士フイルムと富士ゼロックスは1月6日、米Xeroxとの間で締結していた技術やブランドライセンス、販売地域などを規定した「技術契約」を2021年3月31日で終了すると発表した。富士ゼロックスは同年4月1日に社名を「富士フイルム ビジネスイノベーション」に改称する。
契約終了後は、富士フイルムが全世界での販売活動を開始するほか、富士ゼロックスは自社技術に基づくXeroxへの商品提供を継続するとしている。富士フイルムと富士ゼロックスは、グループ内の連携強化によるシナジーを高め、事務機器事業のみならず、クラウドや人工知能、IoT技術を活用したソリューションサービス事業の推進などを迅速に展開していくという。
なお、富士ゼロックスの国内外の関連会社や販売会社の社名も2021年4月1日に変更するが、社名などは改めて発表される。