三井情報(MKI)は、クラウドストレージ「Box」にアップロードしたコンテンツに、人工知能(AI)で自動タグ付けする機能「AI Auto-Tagging for Box」の提供を開始する。開発者向けのツールキット「Box Skills Kit」と連携したサービスとして利用できる。
MKIが独自に開発したAIエンジンを利用する。過去にはポケモンと共同検証を行い、さまざまなキャラクターを区別してタグ付けできることを確認している。Microsoftが提供する「Cognitive Services」との連携も可能で、画像認識のほかにも言語・音声・ウェブ検索といった内容も判断できるという。
利用イメージ(出典:MKI)
Box上で特定のフォルダーにコンテンツをアップロードするだけで、AIが自動でタグ付けを行う。指定のフォルダー以外に保存されたコンテンツでも、そのフォルダーやファイル上でAI処理を指示すれば、タグ付けが開始される。AIによる画像認識でタグの種別を決めるため、属人的な判断に依存せず大量のコンテンツにタグ付けし、情報資産の電子化や生産性の向上を支援するとしている。