オージス総研、従業員のテレワーク環境を「SysTrack」で可視化

ZDNET Japan Staff

2020-05-19 15:30

 レイクサイド ソフトウェアは5月19日、オージス総研が働き方改革に向けたテレワーク環境の構築にIT運用支援ツール「SysTrack」を導入したと発表した。VDI(仮想デスクトップ基盤)環境でのWindows 10移行を進める際のアセスメントツールとして活用したという。

 オージス総研は、大阪ガスの情報システム子会社として培った知見やノウハウを生かし、システムインテグレーターとして外販ビジネスにも事業領域を拡大。テレワークなど多様化する働き方が求められる中、2013年からVDIの本格導入を始め、Windows 7のサポート終了をきっかけにWindows 10の移行に向けた検討を開始した。

 Windows 10では大きな仕様変更があり、Windows 7からそのままアップグレードしただけではVDIとしては使えないという懸念があった。そこでSysTrackをVDIのアセスメントツールとして使って適切なサイジングを実施。2019年12月に1500ユーザーのVDI環境をWindows 10に移行し、全社員にテレワーク環境を提供している。

 オージス総研では、新型コロナウイルス感染症対策として政府からのテレワーク推進の呼びかけにも速やかに対応し、SysTrackを用いて利用状況などを可視化している。今後も、ユーザーのアプリケーションの使用状況などを分析し、新たなIT戦略を検討していくとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]