ヤプリのアプリケーション基盤「Yappli」とJストリームの動画配信基盤「J-Stream Equipmedia」が連携を開始した。ヤプリが6月17日に発表した。
Yappliは、ノーコードでスマートフォン用アプリケーションを開発・運用・分析するためのSaaS(Software as a Service)。J-Stream Equipmediaは、商品説明や社内の情報共有、従業員教育といった企業の動画活用に必要な機能を搭載する。
今後、5G(第5世代移動通信システム)の普及により、さらに多くのコンテンツが素早く共有できるようになると期待されている。加えて、テレワークの普及に伴い非対面でのやりとりが増加する中、情報を十分に伝達するには動画の活用が有効だとしている。
今回の連携により、電子化されたカタログやマニュアルの配布、プッシュ通知に加えて、J-Stream Equipmediaの管理画面にアップロードされた動画がアプリケーション内のリストに自動で表示されるようになる。
(出典:ヤプリ)
ヤプリは今後、さまざまな業界の顧客が多くの用途で利用できるよう、ユーザー別の視聴解析、ライブ配信、オフライン再生(動画をアプリケーション内でダウンロードし、通信せず再生する方法)への対応などを行うことで、ビジネス動画アプリケーションとしての利便性と有用性を向上させるという。そして、それらの導入・活用支援を通して、企業の業務効率化と従業員エクスペリエンスの向上を支援していく。