LINEとアマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWS)は6月29日、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現を支援するというパートナープログラム「LINE DX Program with AWS」を発表した。まずACCESS、アイレット、サーバーワークスが参画する。
同プログラムは、AWSを利用したアプリケーション開発を支援するテクノロジーやコンサルティングの企業を対象としたもの。対象企業の法人顧客における、約8400万のLINEユーザーの基盤やAWSを活用するアプリケーションによる新しい顧客体験の創造やDX実現を目的としている。
プログラム参画企業には(1)LINEとAWSを活用した環境構築のためのサンプルテンプレートの提供と技術サポート、(2)LINEを活用したサービス開発提案に必要となる情報提供・企画支援・クライアント対応支援、(3)LINEおよびAWSが実施する各種イベントや両社からの事例発信を通じたプロモーション支援――を提供する。
プログラムイメージ
両社では、同プログラムの参画企業がサービス開発をワンストップで推進することができ、自社のクライアント企業に対して「システム面でAWSによってクラウドシフトされた高いセキュリティレベルと柔軟性、サービス面では多くの人がオンライン・オフラインで日常的に利用するLINEをベースとした自然なユーザー体験を満たすソリューションの提供が可能となる」と説明している。