Googleは米国時間12月2日、バックアップと災害復旧(DR)などで実績のあるデータ管理企業Actifioを買収する契約を結んだことを発表した。買収条件は明らかにされていない。
Actifioのソリューションは、外部からの脅威やネットワーク障害、人為的ミスなどによるデータ損失やダウンタイムを防ぐ上で有用となる。
Actifioと、関連する同社の技術は、「Google Cloud」のエコシステムに組み込まれ、Googleはバックアップやデータ復旧サービス市場に一層注力していく。
この買収によって、Google Cloudは「ハイブリッド環境でも、企業がビジネスクリティカルなワークロードをデプロイ、管理する際に、より優れたサービスを提供」できるようになると同社は説明している。また、「当社のバックアップおよびDRテクノロジー、チャネルパートナーのエコシステムを支え、顧客のニーズに最も適したソリューションを選択できるよう、さまざまな選択肢を提供」していくとしている。
Actifioの最高経営責任者(CEO)Ash Ashutosh氏は、声明で次のように述べた。「Google Cloudに加わり、この4年間にパートナーとして収めてきた成功を強化できることを喜ばしく思う。バックアップとリカバリーは、企業のクラウド導入に不可欠であり、当社はGoogle Cloudとともに、さまざまな業界でデータドリブンを取り入れている顧客のニーズに対応する上で格好の立場にある」
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。