ソニー銀行、VDIの証跡管理で銀行系システム業務の在宅勤務を促進

ZDNET Japan Staff

2021-02-24 14:55

 ソニー銀行は、銀行系システム業務での在宅勤務の促進とセキュリティの強化を目的に、在宅環境の証跡管理に特化したツール「ESS REC NEAO」を導入、2月に運用を開始した。ツールを手掛けるエンカレッジ・テクノロジが発表した。

 同行は、銀行業務端末として仮想デスクトップ基盤(VDI)のクラウドサービス「Amazon WorkSpaces」を利用する。これまでは高い機密性が求められる個人情報を扱うため在宅業務化は困難と考えていたが、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策の一環として在宅勤務範囲を拡大することが急務となり、在宅環境下でのセキュリティリスクの低減を重要要件に定めて検討を行った。

 同行では、既に勘定系システムでエンカレッジ・テクノロジの証跡取得「ESS REC」を導入しており、今回のESS REC NEAOは、その実績とAWS(Amazon Web Services)で稼働可能な点などを評価して採用したという。

システム構成
システム構成

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]