米Nozomi Networksは3月29日、制御機器(OT)やインターネット接続機器(IoT)向けのSaaS型セキュリティサービス「Vantage」を発表した。OTとIoT環境のネットワークセキュリティと可視化の機能を提供するという。
同サービスでは、分散するOTとIoTの資産を単一のビューで可視化し、各資産のアクティビティーパターンやネットワーク上におけるリスクをユーザーに通知する。Threat Intelligence機能で、システムの脆弱性などが発覚した場合などにシグネチャーとふるまい検出で脅威を迅速に検知する。
また、同社の知見やITサービスプロバイダーらとのエコシステムを活用し、マルチベンダー環境での容易な拡張をサポートするという。サブスクリプションベースのSaaSとすることで、ユーザーはコストを抑えたOTおよびIoTのセキュリティ対策を講じられるとアピールしている。