Microsoftはこれまで、米国時間7月6日までに米国のオフィスを全面的に再開するとしていたが、9月7日に延期すると明らかにしたという。
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コロナ禍で、この1年間ほぼ閉じられていたレドモンド本社での業務が、3月29日の週から「限定的に」再開された。またMicrosoftは同週、7月6日から全面的に本社のオフィスを再開する計画だったが、2カ月遅らせることを明らかにしたようだ。
同社のエグゼクティブバイスプレジデントで、ハイブリッドな働き方や従業員のワクチン接種計画などの新型コロナウイルス対応を率いているKurt DelBene氏は4月1日、従業員に対し、「ステージ6」での職場再開は早くても9月7日になると通知したという。
同社は2020年秋、従業員に対し、米国内のオフィスの再開日を2021年1月から7月へと延期するとしていた。その後2021年3月下旬になって、コロナ禍で遅滞したオフィスの再開計画をさらに変更し、レドモンドキャンパスなどのオフィスを3月29日付で「ステージ4」(限定的に再開する「ソフトオープン」)に移行すると従業員に通知していた。
同社は2020年秋に在宅勤務ポリシーの改定を発表し、ほとんどの従業員は勤務時間の一部、すなわち全勤務時間の50%未満であれば自宅から作業できるようにしており、マネージャーの承認が得られた場合、フルタイムでの在宅勤務も認めている。この発表の数週間後、同社のシニアリーダーシップチームは社内向けの通達で、米国内の作業場所が2021年7月6日をもって同社が定める「ステージ6」、すなわち完全再開の段階になる見込みだとしていた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。