ラックは、長崎県長与町、長崎県立大学と三者協定を締結したと発表した。これにより、都市や街におけるITの活用や情報セキュリティ上の可用性を確認するための実証試験を推進する。
実証では、インターネットに接続されたIoT機器などを活用し、地域における情報機器の活用可能性の検討や、産業/雇用創造の検証を行う。
長与町におけるさまざまな地域課題の解決策を検証するため、河川監視など各種センサーの設置に取り組み、地域社会の活性化やサービス向上に活用されるプラットフォームの実証実験、地域のIoTセンサーネットワークの運用モデル策定を実施する。また、これらに利用される機器の状態や取得されたデータを長与町と長崎県立大学が共有し、検証する。
ラックは、2020年7月3日に発表した「town構想」の一環として、今回の協定を基にスマートシティーにおける各種先端サービスの安心/安全を担うセキュリティプラットフォームの実証実験を進めていく。