ブラザー工業は、間接費管理基盤として従来使用していた「Concur Expense」に加え、新たに請求書管理クラウドサービス「Concur Invoice」を採用した。
同社では、2022年2月をめどに、社員3800人を対象に導入する予定。これにより受取請求書処理業務のデジタル化や、管理の高度化による不正防止とガバナンス強化につなげる。
電子帳簿保存法の改正やインボイス制度の施行が予定されるなど、「請求書の電子化」に向けた動きが活発化する中、同社は受取請求書処理の完全デジタル化を目指し、今回の導入に至った。
なお「Concur Invoice」に加え、インフォマートの「BtoBプラットフォーム 請求書」とファーストアカウンティグの「Remota」も利用する。これにより紙で受け取った請求書をデジタル化するほか、請求書をAI-OCR(人工知能技術を活用した光学文字認識)ソフトウェアで読み取り、自動入力することが可能となる。