Oracleは米国時間12月9日、2022会計年度第2四半期決算(11月30日締め)を発表した。インフラ事業とアプリケーションクラウド事業が堅調に成長し、アナリストの予想を上回った。
売上高は前年同期比6%増の104億ドルだった。非GAAPベースの営業利益は前年同期比6%増の49億ドル、1株当たり利益は14%増の1.21ドルとなった。
アナリストは売上高を102億1000万ドル、1株当たり利益を1.11ドルと予想していた。
最高経営責任者(CEO)Safra Catz氏は声明で、「今期の好業績は、22%の伸びを見せ、年間売上高が110億ドルに近づきつつある、インフラ事業とアプリケーションクラウド事業がけん引した」と述べた。「『Fusion ERP』の顧客は8500社で売上高は35%増、『NetSuite ERP』の顧客は2万8400社で売上高は29%増、そして『Generation 2 Cloud』(Gen2 Cloud)事業はさらに急成長を遂げ、加速している」(同氏)
インフラとアプリケーションクラウド事業から成る、クラウド(IaaSとSaaS)の総売上高は27億ドルだった。
セグメント別にみると、クラウドサービスおよびライセンスサポート事業の売上高は6%増の76億ドルだった。アプリケーションクラウドサービスおよびライセンスサポート事業は9%増の31億5000万ドル、インフラクラウドサービスおよびライセンスサポート事業は5%増の44億ドルだった。
クラウドライセンスおよびオンプレミスライセンス事業の売上高は、13%増の12億ドルだった。ハードウェア事業は9%減の7億6700万ドル、サービスは7%増の8億200万ドルだった。
また、Oracleの取締役会は、自社株買いの承認額を100億ドル増加することを承認した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。