関西電力、クラウド契約サービス「クラウドサイン」を全社導入--印紙税や人件費を削減

NO BUDGET

2022-03-07 11:29

 関西電力はウェブ完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」を全社で導入開始した。弁護士ドットコムが発表した。

 クラウドサインは、弁護士ドットコムが提供するサービス。「紙と印鑑」を「クラウド」に置き換え、契約作業をパソコンだけで完結できるウェブ完結型クラウド契約サービスで、全てがクラウド上で完結するため、契約締結のスピード化とコスト削減を実現できる。

 同サービスの電子契約機能は、「いつ・誰が・どの契約に合意したか」を証明する厳格な電子署名とタイムスタンプを付与し、リモートワークの環境下においても契約書の証拠力を担保しながら、事業活動に重要となる円滑な契約業務を可能にする。

 関西電力では、年間約5万件の社印押捺が行われており、国内外問わずクラウドサインを活用することにより、テレワーク下でもオンライン上での契約締結が可能となる。また印紙・郵送代などのコスト削減や、契約締結にかかる労力・時間の大幅な削減が期待できる。

 同社によれば、クラウドサインを利用した従業員から、「テレワーク下において契約書のやりとりがスピーディーにできる」「収入印紙購入のための諸手続きや契約書の製本、郵送にかかる手間も省け、契約締結業務の効率化につながった」などの声が寄せられているという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウド基盤

    「情シス不足」が生み出す2大リスク--多忙な情シス部門が手放すべき業務とは?

  2. セキュリティ

    Google Chrome Enterprise が実現するゼロトラスト セキュリティの最新実情

  3. セキュリティ

    あなたの会社は大丈夫?--サイバー攻撃対策として必要な情報セキュリティの早分かりガイドブック

  4. ビジネスアプリケーション

    ITSM徹底解説!ビジネスに関わる全ての方へ--「ITSMクイックスタートガイド」

  5. セキュリティ

    いまさら聞けないPPAPの問題点、「脱PPAP」を実現する3つの手法と注目の"第4のアプローチ"とは

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]