パロアルトネットワークスは、人工知能(AI)駆動型のセキュリティプラットフォーム「Cortex XSIAM」(Extended Security Intelligence&Automation Management)を2022年の後半に国内で提供開始する。
Cortex XSIAMはAI駆動プラットフォームにより、脅威に対するレスポンスタイムを数日から数分に短縮する。広範囲に及ぶインフラのテレメトリー(使用状況のデータ)をインテリジェントなデータ基盤に変換してAIを活用することで、脅威対応を加速させる。
従来型のセキュリティ製品のほぼ半分の費用で、セキュリティインフラ全体での詳細データの取り込み、正規化、統合が行える。またデータ基盤に基づくAI駆動の多層分析を提供することで、セキュリティインフラ全体での脅威の検出、アラートとデータのインシデントへの自動相関、自己学習型のレコメンデーションエンジンを活用した脅威対応の次ステップの決定なども可能だという。
さらに、あらかじめ備わった攻撃対象領域管理機能で脆弱性を継続的に発見し、パロアルトネットワークスの数万の顧客のデータに基づく統合脅威インテリジェンスにより脅威対応を自動化する。