2021年1月に“テイクダウン”されたと報じられたマルウェアの「Emotet」。同年11月に活動を再開したとされているが、さらにここにきて被害が急増しているという。
JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月に注意喚起を発表、影響を受けたと見られる「.jp」のメールアドレス数が、2020年の感染ピーク時の5倍以上に急増しているとした。
さらにJPCERT/CCは2022年4月26日、Emotetの拡散にショートカットファイル(LNKファイル)を使う新手法を同月25日に確認したと発表した。新手法を含めた感染攻撃への注意を呼び掛けている。
依然として大きな脅威となっているEmotetについて、最近の動向を伝える記事を集めた。