パロアルトネットワークス、AWS向けマネージド次世代ファイアウォールサービスを提供

NO BUDGET

2022-08-22 07:40

 パロアルトネットワークスは、「Amazon Web Services(AWS)」環境でのセキュリティ保護を簡素化する、次世代ファイアウォールのマネージドサービス「クラウド次世代ファイアウォール for AWS」を日本市場で提供開始すると発表した。

 このソリューションは、数回のクリックでパロアルトネットワークスのセキュリティサービスを、自社のクラウド環境に導入できる。ユーザーがアプリケーションの構築とビジネスの推進に時間とリソースを割けるよう、デプロイからメンテナンス、可用性、拡張性などの運用上の責任をパロアルトネットワークスが負う。

 ディープラーニング機能を搭載し、ウェブベースのゼロデイ攻撃をリアルタイムで阻止するとともに、アプリケーションをウェブベースの正規サービスに安全に接続する。また既知の脆弱性の悪用、マルウェア、コマンドアンドコントロール通信を阻止し、レイヤー7のトラフィック分類によってトラフィックを制御することで攻撃のリスクを軽減する。

 なお同ソリューションは、「AWS Marketplace」から購入でき、設定してすぐに、AWSサービス群と連携できる。また「AWS Gateway Load Balancer」を活用して、予測できないスループットのニーズを満たすために、オンデマンドで高可用性と柔軟な拡張性を提供する。

 また「AWS Firewall Manager」と連携し、複数のAWSアカウントと仮想プライベートクラウド(VPC)の全体にわたって、シンプルさと一貫性を高めたファイアウォールのポリシー管理を可能にしている。

 さらに自動化機能も備えており、APIや「CloudFormation」、「Terraform」の各テンプレートに対応し、エンドツーエンドのワークフロー自動化が可能だ。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]