また、複数のポートレットやポートレットで構成される複数のページが連携することで実現されるコンポジット・アプリケーションを管理、再利用する機能「Template Library」を搭載。類似した、ポータルをコンポジット・アプリケーションとして容易に構築することができる。最新版ではさらに、プロセス管理ソフトウェアである「IBM WebSphere Process Server」を搭載することで、業務プロセスを連動させるオーケストレーションの開発が容易になる。
操作性の改善によるビジネスの生産性向上では、ポートレットをドラッグ&ドロップによりページ上に配置できるほか、フライアウトメニューやドロップダウンメニューにより、使いたいときにだけメニューリストを表示させることが可能。コンテンツ管理機能を使用することで、Microsoft Office製品やWindows Explorer上からドキュメントのチェックイン/チェックアウトなどが可能になっている。
そのほかスケーラビリティの向上により、ポータルサイトでアクセスできる利用ページ数が増加。前バージョンに比べ、4倍以上(4000ページ以上)のスケーラビリティを実現している。さらに、バーチャルポータル機能と複数LDAPをディレクトリとしてサポート。ひとつのポータル基盤で、社内ポータル、社外ポータルなど、セキュリティやアクセス権限に応じた用途別ポータルを運用することもできる。
WP V6.0には、利用規模や形態に応じた3種類の価格体系を設定。1CPUあたりの利用料金は、ポータル環境を初めて導入するユーザー向けの「WebSphere Portal Server」が715万円より、事業部規模でのポータル導入を検討しているユーザー向けの「WebSphere Portal Enable」が1358万5000円より、全社的なポータル導入を検討しているユーザー向けの「WebSphere Portal Extend」が1859万円より。なお、20ユーザーが利用可能なWebSphere Portal Serverの利用料金は、35万7500円よりとなる。
日本IBMではWP V6.0を、同社が2006年1月より推進している販売戦略である高付加価値ソリューションの中核として販売していくほか、ビジネスアプリケーションユーザー向けの新サービス「Notes/Dominoユーザー向けWebSphere Portal Quick Start」を2006年8月24日より提供する。同サービスは、ハンズオンによる研修やシステムの導入支援、アプリケーションの開発支援、サンプルポートレットの提供などが含まれており、価格は600万円よりとなる。
さらに、ビジネスパートナー向けの深プログラムとして「WebSphere Portal技術支援プログラム」を、2006年7月12日より無償で提供する。同プログラムでは、WebSphere Portal対応のアプリケーションを提供しているビジネスパートナーを対象に、さまざまな情報提供や技術支援、製品に関するフィードバックなどが提供される。
澤田氏は、「WP V6.0では、競合製品より一歩先んじた機能を搭載することで差別化を実現した。新製品の提供とビジネスパートナーとの協業により、エンタープライズポータル市場におけるシェアを拡大し、ナンバーワンの地位をより確固たるものにしていきたい」と話している。
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