京セラコミュニケーションシステム(KCCS)とRSAセキュリティは3月10日、ウェブアプリケーション基盤構築事業で協業すると発表した。これにともない、KCCSは、RSAセキュリティのウェブアクセス管理ソフト「RSA ClearTrust」の販売を手がける。
KCCSは、統合ディレクトリ管理システム「GreenOffice Director」とRSA ClearTrustとを連携させることで、ウェブアプリケーション基盤構築事業において個人認証とアクセス権限管理分野の強化を図る。KCCSでは「複雑なウェブアプリケーション環境で、IDやアクセス管理の一元化によるセキュリティ強化、プロビジョニングによるTCOの削減、シングルサインオンによるユーザビリティの向上に貢献する」としている。
また、企業の社会的責任(CSR)に則した企業システムの実現と、法令順守(コンプライアンス)ソリューションへの取り組みを推進するとともに、EIPやグループウェアなどのシステム統合事業も展開する。こうした活動により、KCCSは1年間で1億5000万円の売上高を目指す。