日本郵政公社、2万4000拠点をつなぐEIP基盤にドリーム・アーツの製品を採用

CNET Japan Staff

2005-11-01 21:34

 ドリーム・アーツは11月1日、日本郵政公社が支店および郵便局を含む2万4000拠点をつなぐ情報インフラとして、ドリーム・アーツのノンプログラミングEIP(企業情報ポータル)製品「INSUITEREnterprise(インスイート・エンタープライズ)」を採用し、2006年2月より段階的に運用を開始することを発表した。

 日本郵政公社では、情報分散の抑止、顧客サービスの向上、業務の効率化を目的に、公社情報通信基盤システム機能を拡充してきた。今回、INSUITEREnterpriseを採用することで、各拠点に分散する情報を集約し、全社員が一元的なインターフェースで情報にアクセスできる環境を実現。きめ細かい情報伝達を実現し、全社的なコンプライアンス体制を確立している。将来的には民営化による分社化など、大規模な組織変更への対応も可能になっている。

 今回のシステム導入では、ドリーム・アーツがソフトウェア製品の提供および開発を、NRIデータサービスがプロジェクト統括を、ユニアデックス、デンサンが基盤構築/テスト体制を担当。政府系の大規模調達において、国内のベンチャー企業のソフトウェア製品が採用されたのは今回が初めてのこととなる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]