ISE、Ajax技術を採用したウェブメールを開発

田中好伸(編集部)

2005-08-24 15:49

 システム開発のアイエスイー(ISE)は8月24日、Ajax(Asynchronous JavaScript and XML)技術を採用したウェブメール「メールフレックス」を開発したことを発表した。

 ISEは2001年から、ウェブ・アプリケーションの操作性を高めるためにJavaScriptとDynamic HTMLをベースにしたユーザー・インターフェース・コンポーネント「ブラウザー・ウィジェット・ツールキット」(BWT)を開発している。この4月からBWTをAjaxに対応させるよう取り組んでいた。

 対応するブラウザは、InternetExplorer 6.0以上、Mozilla、Firefox。Firefoxであれば、LinuxでもMac OSでもメールフレックスを使える。送受信できるメールアドレスは「mail-flex.com」に限定される。

 メールフレックスはベータ版が公開され、モニター会員による運用テストの段階。10月中旬にも商用サービスを始める方針だ。サービス内容の詳細は検討中だが、1人当たり月額300円で、メールボックス容量は1人当たり100MBになるとしている。法人に対してもサービスは提供する方針であり、現在意見を募集しているところだ。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    改めて知っておきたい、生成AI活用が期待される業務と3つのリスク

  2. ビジネスアプリケーション

    ITR調査結果から導くDX浸透・定着化-“9割の国内企業がDX推進中も成果が出ているのはごく一部”

  3. ビジネスアプリケーション

    Google が推奨する生成 AI のスタートアップガイド、 AI を活用して市場投入への時間を短縮

  4. クラウドコンピューティング

    生成 AI リスクにも対応、調査から考察する Web ブラウザを主体としたゼロトラストセキュリティ

  5. セキュリティ

    初心者にも優しく解説!ゼロトラストネットワークアクセスのメリットと効果的な導入法

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]