システム開発のアイエスイー(ISE)は8月24日、Ajax(Asynchronous JavaScript and XML)技術を採用したウェブメール「メールフレックス」を開発したことを発表した。
ISEは2001年から、ウェブ・アプリケーションの操作性を高めるためにJavaScriptとDynamic HTMLをベースにしたユーザー・インターフェース・コンポーネント「ブラウザー・ウィジェット・ツールキット」(BWT)を開発している。この4月からBWTをAjaxに対応させるよう取り組んでいた。
対応するブラウザは、InternetExplorer 6.0以上、Mozilla、Firefox。Firefoxであれば、LinuxでもMac OSでもメールフレックスを使える。送受信できるメールアドレスは「mail-flex.com」に限定される。
メールフレックスはベータ版が公開され、モニター会員による運用テストの段階。10月中旬にも商用サービスを始める方針だ。サービス内容の詳細は検討中だが、1人当たり月額300円で、メールボックス容量は1人当たり100MBになるとしている。法人に対してもサービスは提供する方針であり、現在意見を募集しているところだ。