カールは9月11日、ウェブシステム向けリッチクライアント開発言語「Curl/Pro Ver.5.0(日本語版)」の無償版「Curl/Personal Ver.5.0(日本語版)」を、非商用/個人利用向けに提供開始した。カールのウェブサイトからダウンロードできる。
Curlは、ウェブシステム開発用のプログラミング言語。HTML、JavaScript、グラフィックツール、Java、C++などの機能を統合しており、クライアント側で処理の多くを実行するリッチクライアントを実現できる。国内では、大手企業を中心に約300社に採用されているという。
Curl/Personalは、商用版のCurl/Proに比べて一部の機能が制限されているものの、ほぼ同等のアプリケーションを作成できるという。Curl/Personalのパッケージには、統合開発環境「Curl/Personal IDE Ver5.0」と、作成したCurlアプリケーションを配信する際に必要な「Curl/Personalサーバ・ライセンス」が含まれる。