住商情報システム、リッチクライアント言語Curlベースの開発フレームワークを発売

ニューズフロント

2006-08-10 17:38

 住商情報システムは8月10日、ウェブシステム向け開発言語「Curl」ベースのリッチクライアント開発フレームワーク「CX4」(シーバイフォー)の販売を8月15日に開始すると発表した。基幹システム向け大規模アプリケーションの開発にも利用できるという。

 Curlは、カールが提供するウェブシステム向けリッチクライアント開発用のプログラミング言語。HTML、JavaScript、グラフィックツール、Java、C++などの機能を統合しており、クライアント側で処理の多くを実行するリッチクライアントを実現できる。

 Curlを用いた開発フレームワークであるCX4は、サーバ通信や画面遷移といった機能をあらかじめ標準提供する。ロジックと画面を作るだけで、コーディングすることなくアプリケーションを構築できる。XML形式の外部設定ファイルでフレームワークを管理しており、このファイルを変更すると処理フローを変えられる。また、画面切り替えやサーバ連携などの一般的な処理は、ライブラリで指定する。そのため、システム環境に応じてライブラリを切り替えれば、あらゆる環境に対応するという。

 プロジェクトライセンスの税別価格は、1プロジェクト当たり120万円。複数の開発プロジェクトで利用可能な開発ライセンスは、500万円となる。住商情報システムでは、初年度20セットの販売を見込む。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]