住商情報システムは6月14日、リッチ・クライアント言語「Curl」の次期製品版で、マーキュリー・インタラクティブ・ジャパンが提供する自動機能テストツール「Mercury QuickTest Professional」(QTP)に対応する機能を追加することを発表した。
住商情報システムは、Curl利用によるシステム構築・運用の経験を持つ。今回、CurlをQTPに対応させることで、リッチクライアントシステムにおける結合テストや再帰テストの効率化と品質向上を可能にしたい考えだ。
今回の対応で、テストの自動実行や、テストシナリオにCurlのオブジェクト属性、メソッドなどを詳細に設定できるようになる。ウェブブラウザを利用したアプリケーションでも、ウェブブラウザを使用しない独立型のアプリケーションでもテストすることができ、テスト結果レポートなどでバグ情報が提供される。