カールは9月1日、ウェブシステム向けリッチクライアント開発言語の最新版「Curl Ver.4.1」の名称を変更し、新たに「Curl/Pro Ver.5.0(日本語版)」として出荷開始した。
Curlは、ウェブシステム開発用のプログラミング言語。HTML、JavaScript、グラフィックツール、Java、C++などの機能を統合しており、クライアント側で処理の多くを実行するリッチクライアントを実現できる。国内では、大手企業を中心に約300社に採用されているという。
今回の名称変更にともない、Curlの構成モジュールなどについても名称を変えた。それぞれの新名称と旧名称は以下の通り。
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Curl実行用ランタイム
新名称:Curl RTE
旧名称:Curl Surge RTE
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統合開発環境
新名称:Curl/Pro IDE
旧名称:Curl Surge Lab IDE
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Curlのライセンスキー
新名称:Curl/Proサーバ・ライセンスキー
旧名称:Curl実行ライセンスキー
なお、既存の「Curl Ver.4.0.1」は、Curl/Pro Ver5.0の出荷開始を受け提供終了とする。今後、機能追加は行わず、バグに対応する修正版のみをダウンロード提供していく。