サン、オープンソースのトップランナーを強調
Sun Tech Days 2007 in Tokyoの2日目に、サン・マイクロシステムズ代表取締役社長の末次朝彦氏が登壇、来場者に挨拶をした。末次氏はサンがオープンソースに貢献するトップランナーであることを具体的な金額で示した。
東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催された「Sun Tech Days 2007 in Tokyo」では、2日目となる11月7日にサン・マイクロシステムズ代表取締役社長の末次朝彦氏が登壇、来場者に挨拶をした。
末次朝彦氏は、Javaが誕生してから12年が経過した今なお、市場拡大が続いていること、Solarisオペレーティングシステムの登録ライセンス数がUNIX市場で群を抜いていることを説明。
続けて、コミュニティが新たな「価値」と「革新」を創出すると述べ、「Open Opportunities」に基づいた同社の取り組みを紹介。オープンソースに貢献するトップランナーの企業であることを具体的な金額で示し、OpenJDK(Java SE)において3億9900万ドル、GlassFish(Java EE)において1億9300万ドル、Mobile & Embedded(Java ME)において2億4800万ドル、OpenSolarisにおいて2億3600万ドル、NetBeansにおいて7500万ドル、GNU/Linuxへの貢献において4億400万ドルなど、そのほかのものを含め、総計20億ドルにのぼることを明らかにした。
次いで、Sun MicrosystemsのVice President and Sun FellowであるJames Gosling氏が登壇した。
Gosling氏は、Javaが大学などで積極的に学習されているプログラミング言語であることを例に取り上げ、Javaは「Learn Once, Work Anywhere」であると指摘。JavaVMは、もはやJavaだけのものではなく、JavaScriptやRubyに対応するなど多言語化され、あらゆるプラットフォームで利用可能な開発環境であることを強調した。
またGosling氏は、Javaで重要なことはテクノロジーではなくコミュニティであることを強調。コミュニティーは、誰もが貢献できるオープンなエコシステムが働いていると述べた。
JCP(Java Community Process)についても言及し、仕様書だけでなく、リファレンスインプリメンテーションや、CTS(Compatibility Test Suite)が重要であるとの見解を示した。
コミュニティ活動におけるマルチリンガル化については、「doc.java.sun.com」においてデベロッパーが翻訳活動に貢献できる事例も紹介した。また、JDK7の将来像についても触れ、クロージャーの導入など是非はあるものの、機能拡張とEoD(Easy of Development)を推し進めると述べた。
Gosling氏はモバイル分野でJavaが普及していることを例に挙げ、モバイル向けの開発とJavaFXの親和性が高いことに関心を示していた。そして、現在はJavaFXのマネジメントに多くの時間を割いていることを明らかにし、JavaFXの今後の可能性について期待しているとした。
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