富士通は2月20日、気象庁の「気象情報伝送処理システム」を構築したことを明らかにした。2005年10月より稼動している。同システムは、UNIX サーバ「PRIMEPOWER」、IAサーバ「PRIMERGY」、ストレージシステム「ETERNUS」などから構成されている。
気象情報伝送処理システムは、気象データの中継システムとして機能する。具体的には、国内外からの気象観測データや地震、津波、火山の観測データを集配信し、それらのデータを解析、予測システムなどの関連システムに送信する。
また、その解析、予測システムが生成する予測データや、「地震活動等総合監視システム」から生成された地震、津波情報を、地方気象台や関係省庁、地方公共団体、民間気象事業者などに配信する。