リコー、日本IBMとクラウド分野で協業:Notes/Dominoをクラウドで提供

ZDNet Japan Staff

2009-07-24 13:33

 リコーは7月24日、グループウェア「IBM Lotus Notes/Domino」の機能をクラウド環境で利用する新サービスを発表した。日本IBMとの間でクラウドコンピューティング分野で協業し、国内の中堅および大手企業向けにサービスを展開していく。また、両社は今後、新サービスの営業およびマーケティング活動を共同で展開していく。

 リコーは日本IBMの協力の下、サーバハードウェア、ソフトウェア(OS、Lotus Notes/Domino)およびそれらの運用、保守、監視業務、Lotus Notes/Dominoの基本機能(ユーザー、IDファイル、アドレス帳のメンテナンスなど)の業務代行といったサービスをクラウド環境で提供する。

 本サービスは10月頃に販売を開始する予定。リコーでは価格について「あくまで目標」とした上で、1クライアントあたり月額2000円からの提供を目指している。

 また、リコーでは日本IBMとの協業による本サービスに加え、既存サービスの提案も強化する。具体的には、クライアントPCのレンタル、導入、保守、運用業務を全て代行する「クライアントマネージドサービス」も含めて顧客に提案していきたい考えだ。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  2. セキュリティ

    サイバー攻撃の“大規模感染”、調査でみえた2024年の脅威動向と課題解決策

  3. セキュリティ

    従業員のセキュリティ教育の成功に役立つ「従業員教育ToDoリスト」10ステップ

  4. セキュリティ

    急増する工場システムへのサイバー攻撃、現場の課題を解消し実効性あるOTセキュリティを実現するには

  5. セキュリティ

    IoTデバイスや重要インフラを標的としたサイバー攻撃が増加、2023年下半期グローバル脅威レポート

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]