ユニシスグループ、OSS/Java関連ビジネスを強化--3年後に300億円

CNET Japan Staff

2007-03-16 13:17

 日本ユニシス、日本ユニシス・ソリューション、およびユニアデックスは3月15日、オープンソースソフトウェア(OSS)を活用したミッションクリティカルシステム向けのシステム構築・サポートサービスを強化すると発表した。

 日本ユニシスグループは、メインフレームによるシステム開発ノウハウを生かし、Linux/OSS/Java EEをWindows/.NETと並ぶ成長路線の2本柱と位置付け、ミッションクリティカル分野向けサービス体制を強化する。

図 同社が提供するミッションクリティカルシステム向けのOSSサービス
※クリックすると拡大画像が見られます

 今回のサービス提供にあたり3社は、OSS-COE(OSS Center of Excellence)を新たに設立する。OSS-COEは、利用技術の蓄積と活用、ミッションクリティカルシステム向けOSSプロダクトの開発を担い、OSSを基盤とするビジネスを推進する。

 今後OSS関連で強化する商品について(1)MIDMOST for Java EE、(2)AtlasBase、(3)NewDB――の3つを挙げている。

 (1)は同社が独自に開発したミドルソフトウェアをJavaに対応させたものであり、5月に提供予定としている。(2)は同社グループで利用技術を蓄積したシステム開発基盤のコンセプトであり、6月に提供予定。(3)は、米Unisysと共同開発しているOSSのデータベースだ。

 2年後までにOSS関連技術者を計1500人に増強する。売上高では3年後に、OSS関連事業で300億円規模を目指すとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]