NECは6月9日、経営情報の可視化を支援するためのソフトおよびサービス製品「情報管理ソリューション」と「リアルタイム情報活用ソリューション」の販売を開始した。税別価格は、情報管理ソリューションが400万円から、リアルタイム情報活用ソリューションが700万円から。
NECでは、「両ソリューションにより、経営に必要な情報を一目で把握でき、迅速かつ的確な意思決定を支援することが可能となる」としている。情報管理ソリューションは、企業内で作られる全情報を一元管理し、生成から廃棄までの情報ライフサイクル管理実施を目指す。リアルタイム情報活用ソリューションは、経理および財務情報、市場情報、風評など社内外の情報を収集、加工、可視化し、適切かつ迅速な意思決定を支援する。
両製品は、各種コンサルティングサービスと、文書管理を行う「StarOffice21/ビジネスキャビネット」、中小容量の非構造データを管理する「Oracle Content Services」、大容量の非構造データを管理する「Documentum」、情報を可視化する「StarOffice21/ビジネスポータル」、アクションの導出を支援する「StarOffice21/コミュニケーションポータル」、インターネット上の苦情や風評などを分析する「CSVIEW/テキストマイニング」、データのリアルタイム出力/レポーティングを行う「BusinessObjects」などのソフトで構成する。