ヴイエムウェアは7月14日、仮想化ソフトウェアである「VMware Server」製品版の提供を開始したことを発表した。同製品は、5カ月間で70万件を超えるダウンロードが行われたベータテストを経て提供が開始されている。
VMware Serverは、2001年に発表された「VMware GSX Server」の後継製品。LinuxおよびWindowsサーバを使用するユーザーは、物理サーバを複数の仮想マシンに分割することで新たなサーバリソースを、迅速に構築、調達することが可能になる。
また、「VMware VirtualCenter」を使用することで、VMware Serverの展開において、集中的なプロビジョニング、監視、管理が可能。さらに、エンタープライズクラスの有償サポートの提供により、基幹業務においても安心してVMware Serverを導入することが可能になる。
VMware Serverは、同社のウェブサイトより無償でダウンロードすることが可能。有償サポートは、ヴイエムウェア製品代理店およびOEMパートナーより提供。サポート料金は7万円〜10万円。また、VMware Server用のVMware VirtualCenterは2プロセッサあたり9万6000円となる。